2008/11/29
バナナ虫。
誠之校アカデミーはキンダークラスからのスタートです。開始時刻の少し前、いつも元気なY君が何かを手に持って走ってきました。
Y君:「てんていこれみて」(正確には「先生これ見て」)
自分:「コーチだけどね」
Y君:「うん」
自分:「どうしたの?」
U君:手に持っているものを見せながら「バナナむち」。(正確には「バナナ虫」)
少し興奮気味に見せてくれました。
友だちが来ると、「Sとぅん(くん)これみて、バナナむち」
練習が始まってもバナナむちはY君の手の中。
やさしく握りながら一緒に練習をしていました。
ゲームの時間になり、持っていたバナナむちに話しかけています。
「いまからちあいだからはなちてあげる」(正確には「今から試合だから放してあげる)
さっきまでバナナむちに夢中だったY君はゼッケンを着て走って整列。
バナナむちを放した後、今度はゲームに夢中になっていました。
地域によって違うかも知れませんがキンダークラスの子どもたちの集中力維持はとても難しいです。
飛行機が飛んでいればいつまでも目で追いかけるし、落ちているものがあればそれで遊ぶし・・・。
それだけいろんなことに興味があるんですね。
環境をつくる楽しさ、難しさを毎回現場で感じています。
